龍を撫でた男 公演情報 一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド「龍を撫でた男」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    裏と表、陰と陽、白と黒
    初見の劇団だったけれど、期待以上に素晴らしかった!
    何が?って女のエロさとか、太ももとか、男の引き締まった裸族とか、そうゆう類ではない。・・・見せてくれたけど・・。

    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    佐田脳病院での精神科医夫妻のあり方と医師・佐田家則の脳の中を表現した舞台。

    オープニングから、物凄く妖しい展開。
    背中に刺青をした龍が登場するが、この龍は物語が進むうちに、家則の本音、と解る。

    つまり、表の家則は妻が暴言を吐こうと不倫をしようと常に怒ることなく理性的に振舞う。その寛大さや我慢がいつしか龍となって裏の顔として存在することになる。龍は裏の心であり、陰であり黒であり闇だ。

    家則は女優と不倫し、妻・和子も劇作家と不倫をする。それでも家則は家庭を守ろうとし、和子はそんな虚飾の世界を壊そうと決心する。決心はするが、そこから抜け出せない和子。

    結婚とは不満もなければ満足もない。夫や妻という役割を演じて夫婦という定義を守り、家庭がどんなに崩れていようとも、その中で時間を浪費していくものだ。という家庭を知り尽くしたような哲学的深層心理劇(^0^)

    夫婦の関係も家庭のあり方も、あまり突き詰めて考えすぎてしまうと、矛盾が出てきて、現在の状況を幸福だとは思えなくなってしまうから、無理はしないで、ノーテンキに生きればいいのさっ。みたいな締めくくり(^0^)

    とにかく面白い。面白い。というのはコメディという事ではない。違う種類の面白さ。

    お勧め!(^0^)

    4

    2009/01/17 22:45

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  • 0-じ>
    >上手奥で何やら気になる動きがあったり・・。

    ワタクシもそれは物凄く気になって、前と後方を目が(@@)行ったりきたり、更に女優の蒸れた白い太ももが露になると、そりゃあもう・・はぁはぁ・・でした。たぶん・・客席の男性のめ(@@)は明らかにそっちに行ってた!(^0^)

    そう、あくまでさり気なく魅せるから、尚更、はぁはぁ・・。

    >そんな奥ゆかしさも感じて、上手いなぁ・・って思いました。

    そんな見せるか見せないかの瀬戸際がはぁはぁ・・。

    >きめ細かく丁寧に作りこんでる、というような印象を受けました・・。

    はい。それはもう・・そのとおりですねん。
    次回もワタクシ、観に行く。妖しすぎる舞台、得した!(男同士の会話のよう・・なり)

    2009/01/22 16:32

    ハイ、妖しいシーン、結構散りばめられていたように思います。
    メインのセットで熱演が繰り広げられているのに、上手奥で何やら気になる動きがあったり・・。

    ただ、何ていうか、決してそれを前面に押し出すのではなく、あくまでさり気なく魅せる、そんな奥ゆかしさも感じて、上手いなぁ・・って思いました。

    ええ、龍の動きというか、どんな風に表現すれば龍を演じられるのか、ということは、相当研究してきているのでしょうね・・。

    そのあたりにも、きめ細かく丁寧に作りこんでる、というような印象を受けました・・。

    あの象徴的なセットの作りといい、余程こだわりのある方が携わっているんでしょう・・。
    ハイ、次の作品も、要チェックだと思いますね・・。

    2009/01/21 23:45

    結構、怪しい雰囲気だったよね?そんでもってやけにセクシーでした。
    天井から下がってる植木鉢のようなガラスから水がポタポタ落ちてたでしょう?
    あれは龍となにか関係があるのでしょうか?

    セットも斬新で、あのような舞台は初めてでしたよ。初見の劇団ですが、要チェックですね。
    家則と龍がリンクして同じ首の振り方など・・龍が、本当の龍のように見えるから不思議でしたよ。
    なんだろー?乗り移ってるのかも、龍が!(^0^)

    2009/01/21 00:35

    ハイ、素晴らしい作品でしたね・・。

    なんか色々な事を考えさせられ、また連想させられるような、そんなように思いました。

    この作品は自分も観ましたので、後ほどレビューでもご報告したいと思います。

    2009/01/21 00:25

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