期待度♪♪♪♪♪
今作のタイトルは、野枝が中心人物の一人となって活躍した「青鞜」の女性たちを示している。時代のメルクマールとなった関東大震災迄辺りまでが紡がれるのかもしれない。何れにせよ、時代は以下のように展開した。
甘粕らが犯行に及んだとされる大杉栄 伊藤 野枝 大杉の甥 橘 宗一(ネットで検索した所6歳とあった。身長は118.7㎝)らの虐殺事件は、その後治安維持法に繋がってゆくが、現在の日本と重なる。大杉、野枝の遺体には、凄まじい拷問の跡が見られた。関東大震災直後の混乱に乗じて行われたが、後ポダムという暗号名でCIAのエージェントとして暗躍した読売の正力 松太郎が、在日朝鮮人・中国人虐殺を煽動し、その為のプロパガンダを行っていたことと共に甘粕事件は「子供が一緒でなければ知られずに済んだのだ」と発言していたことでも知られる。因みに宗一はアメリカ国籍も持って居たため、日本が得意とする隠蔽が叶わなかった。2020年のオリンピック・パラリンピック開催を梃に人々を抱き込むやり方もアメリカのパシリである安倍が現在行っていることと比べると実に興味深い。今、この植民地は共謀罪前夜である。