満足度★★★★
夜叉ヶ池、探訪す。武蔵屋観劇。花組芝居の十八番の一つであろう、『夜叉ヶ池』。初めてその夜叉ヶ池に踏み入れることとなった。鏡花の幽玄な雰囲気を花組流の解釈に乗せてしまえば、ホラーもポップも自由自在のファンタジーになる。原作のカラーを濃くするとこのような感じになるのかもしれない。遊び心満載なれど、原作の肝は押さえている。(でも、遊び心が多すぎるのも玉に瑕だったりする)それにしても、円形劇場の掌握の仕方が見事。円形劇場に、間違いなく夜叉ヶ池が在ったのだ。
ネタバレBOX
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2009/01/15 20:48
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