インテリぶる世界 公演情報 箱庭円舞曲「インテリぶる世界」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    見応えあり

    ネタバレBOX

    2^n-1(2のn乗マイナス1)、親の親、そのまた上の親の親、……から一人引くと自分が存在しないというような考え方を掲げたりして、世界を動かすことを目的にしたアート活動をしたグループの顛末を描いた話。

    残念ながらアートは見えてきませんでした。無断で先生の名前を使ったり、チェーンメールで喜んだり、意識の低さにはあきれ果てました。芸術家を名乗る資格はありません。そもそも一人ひとりの名前の漢字を使ったグループ名を付けるということはメンバーの脱退、変更を考えないということで、それ自体が甘ちゃんんでした。

    メンバーは6人で、一つのシーンで過去と現在が混在したりすると、誰が誰だか分かりづらい側面もありました。自殺未遂騒ぎで世間を騒がせたリーダーの父親役の大谷亮介さんは、実生活が重ね合わされて見えてくるだけにどんな心境で演じているのか下世話ながら興味津々でした。

    彼らのアートに創造性はありませんでしたが、全体として真剣さと真実味が感じられ、脚本に創造性があり見応えありました。

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    2017/05/18 14:59

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