説明を読んである程度は感じていたことなのだが、寺山解釈云々よりも、演者たちと我々学生運動世代の背負ってきたもの、背負っているものの質的な違いが大きい。(以下の理由から今回評価点は遠慮させて頂いた)
ネタバレBOX
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2017/05/04 00:26
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2017/05/15 12:25
2017/05/14 23:18
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創造するには、想像することが肝心です。その想像の参考になるのが、時代を生きた者の感覚だとも思います。そしてその参考になるのがすぐれた民俗学(的)な書物かと。例えば”忘れられた日本人”宮本 常一著など。寺山に関しては、無論本人の書いた物や映画を中心に今ではサブカルという呼ばれ方をする、前衛的、開放的で自由を模索する態度を見ておくべきかも知れません。”襤褸の旗”のような映画や”薔薇の葬列”のようなATG作品(これも映画ですが)も参考になると思います。それと見る機会はあまりないかも知れませんが東大の安田講堂攻防戦を描いた映像も存在しているハズです。自分などは、この攻防に最後まで残った人が、友人たちの先輩にあたる関係で落城(城ではありませんがまさしくこのような感情を持ちました)の時には落涙しました。自分自身、機動隊とやりあって高校時代に新聞に載ってしまい、危うく退学でしたし。無期停学で済んだのですが。色々、生きている人々にインタビューすることも必要です。では。
ハンダラ 拝