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舞台と映像で俳優に求められること
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公演情報
pafe.GWC2017「
舞台と映像で俳優に求められること
」の観てきた!クチコミとコメント
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ハンダラ(10420)
満足度
★★★★★
企画力
内容はタイトル通りと言ってひとまずかまうまい。
ネタバレBOX
舞台については「アイアムエイリアン」の上演。映像については、アイアムエイリアンに出演していた役者が、再度登場、監督の注文に応じた演技をし、それをカメラが写し、編集したものを映像として時間内に流すという形を採った。
同じシナリオから創られた作品の印象がこうも違う、という事に実際驚かされる。表現方法や表現媒体の差が此処まで観た印象を変えることに対する驚きである。同時に、共通項も多い舞台の演技と映画の演技で、パンやアップ、監督が持っている作品に対するイメージをカメラを通して表現する媒体としての映画が、どのようなセンスで作られるのか? といった創造方法の根っこにあるような問題をも実に良く見せてくれた。イマージュとリアルな身体との差異を実感させてくれる好企画であると同時に、舞台演出家の手法と映画監督の手法で、もちろん、演出家も個々の演出家によって差はあるものの、舞台演出家の仕事が、役者との合議で成立してゆくとすれば、映画監督の手法は、絵コンテによって表現された最初のイマジネーションの完成度と撮影現場でのカット指示、そして上がってきたカットの編集にあるということもよく分かった。
この時期、学習院女子大で継続的に行われている企画だが、企画内容の素晴らしさ、実験的な試みへのチャレンジ、学生さんたちの企画への向き合い方の好ましさ。観客への配慮も有り難い。
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2016/11/08 21:57
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