お薦め演劇・ミュージカルのクチコミは、CoRich舞台芸術!
Toggle navigation
地域選択
ログイン
会員登録
全国
北海道
東北
関東
甲信越
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄
海外
管理メニュー
団体WEBサイト管理
顧客管理
バナー広告お申込み
バナー広告お申込み
Toggle navigation
menu
公演検索
HOME
公演
検索
ランキング
チケプレ
掲示板
Myページ
団体・公演・劇場登録
団体WEBサイト管理
チケット管理システム
CoRichチケット!
チケット管理システム
CoRichチケット!顧客管理
HOME
公演
最終回のそのあと
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
獏天「
最終回のそのあと
」の観てきた!クチコミとコメント
前のページに戻る
ハンダラ(10487)
満足度
★★★★
アメリカという金魚の糞たる近未来
憲法記念日に観劇。
ネタバレBOX
が、沖縄は、憲法の精神を守ろうとする人々が、公権力・国家の暴力装置によって日々、蹂躙されている。これは、自民党が国会に招致した憲法学者ら3人が3人とも安保法制は違憲であると表明したにも関わらず、日本会議の面々との共謀で解釈改憲、強行採決を断行した安倍政権の”良識”ある措置なのであろう。イスラエルと並び世界最悪のテロ国家の一つであるアメリカとの集団的自衛権をコアに含む安保法制にせよ、憲法改悪や、国民の自由と権利を情報レベルで簒奪する柱の一つである秘密保護法にせよ、虎視眈眈と狙っている共謀罪にせよ、アメリカのパシリとして機能するアホそのものの安倍の無責任極まる暴走が、我々を何処に連れてゆくのかを想起させるような形にして、ウルトラマン(劇中ではウルターマン以下同)最終話の後の世界を獏天初の喜劇として描いている。
南スーダンでのPKO駆けつけ警護の危険性については、自分は去年秋にコリッチに書いておいたので、興味のある向きはご覧頂きたい。何より今作の優れている点は、怪獣、ウルトラマンを含めて、巨大な生命体の格闘によって実際避難民となった当事者の視点で物語総ての構想が進められている点である。この当事者性なしに、危機を具体的に感じることはあり得ないし、その深刻さを具体的に想像することもできないからである。まあ、アメリカの大統領選がどう転ぶか、土壇場になって混迷を極めているが、日本には、周りに友達と呼べる国家が一つもない。トランプが大統領に就任して米軍が日本から引き揚げることになったら・・・。
喜劇だからウルトラマン(劇中ではウルターマン)や怪獣が出てくるが、これらの圧倒的脅威は、F1人災の原発、即ち核と考えることもできる。つまり喩と捉えるのである。実際、現在動いている原発の数は少ないとはいえ、廃炉が決まっていない原発が殆どであり、20基程度は再稼働へ向けて審査請求途上にあるではないか!? 気狂い沙汰とはこういうことだ。それに引き替え、ドイツは賢明である。原発全廃に舵を切ったからだけではない。第2次世界大戦の戦後処理をキチンとやったからである。その結果、現在EUの動輪であり、敗戦国としてのドイツを敵国条項で訴追しようなどという連中はいまい。それに引き替え日本はどうだ。アメリカの東アジア植民地として、またアメリカの覇権をアジアで確保する為の拠点として、アメリカ人は軍務と言えば出入り自由。日本の何処に国家主権なるものが存在しているのだ? それに引き替え日本人は人質、植民地住民である。おまけに周りの国々から白眼視され、当のアメリカには馬鹿にされているにも関わらず、安保理入りだの戯けたことばかり抜かしている。何と恥ずかしい「国」であることか! そんな戯け共が牛耳るこの植民地で、日本政府は日本国民のことなど考える訳もない。面白いのは、安倍のような独裁狂人だったらという想定が見え隠れすることである。このような射程の中でPKOも絡んでくるのであるし、喩として表現されているウルターマンが、核を超える武器として日本の覇権を担保するのである。無論、現実には現在日本がふんだんに所有しているプルトニウムが、その代替である。無論、これは観客である自分自身の想像力の産物であるが。
1
2016/11/04 15:30
0
1
こんな解釈をしました。
ハンダラ
ハンダラ(10487)
2016/11/04 15:32
前のページに戻る
バナー広告お申込み
このページのQRコードです。
拡大
×
このページのQRコード
ハンダラ