満足度★★★★
現在のパルコ劇場では最後の観劇。
仕事終わりで観劇のため、移動には電車を利用しているが、観劇当日は電車の運転見合わせにより遅刻するハメに。
そのため、冒頭シーンを見逃すが、終わってみれば深イイ話で良い舞台でした。
背景幕や照明使いに蓬莱さんは脚本だけで、演出は別のかたとすぐにわかってしまうw。
舞台は長崎ということもあり、地方都市の一角で生きている、血縁が女だけの母子家庭。ややネグレクト気味な母でも、それなりに育つ三人姉妹、かつて新国立劇場で上演された「渋谷版まほろば」といった趣きにも感じ取れた。
8月には閉館になってしまうパルコ劇場に、退場時場内をぐるっと見渡したが良い劇場だったんだなぁ、と改めて感じた。欲を言えば終演後も劇場内の余韻にもう少し浸ってみたかった。
たくさんの面白い舞台をありがとうございました。