ぼくの好きな先生(再演) 公演情報 enji「ぼくの好きな先生(再演)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    苛めのけじめ
     大抵は置き去りにして忘れたつもりになったり、自己正当化することで記憶の表から消し去っている他者を苛めた記憶について考えさせる作品。

    ネタバレBOX


     コルチャック先生、宮沢 賢治・トシ、映画「今を生きる」に出てくる英語教師ジョン・キーティング、坊ちゃん、ヘレンケラーの家庭教師として有名なアニー・サリバンなどの有名先生にTVの金八先生を交えた世界教育者会議なるものが、教師河合の家で行われるが、彼の家には、馬場なる14歳の少年が纏わりついている。ところで馬場は、河合の中学時代の同級生で苛めを苦に鉄道自殺を遂げていた。従って登場するのは彼の残留思念という訳である。が、河合は死んだ馬場とは最も縁のあったクラスメートであった。更に、河合の子を孕んだ玲子は、馬場が憧れた女子であり、彼女も馬場の自殺には、後ろめたさを感じていたのである。
    (上演中故ここまで)

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    2016/04/03 02:10

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  • ながい さま
    で合ってますか?
    拙いコメントで申し訳ありません。苛めたり、
    苛められたりは結構、同一個人の体験にも
    ありますが、自死してしまうのは、視野狭窄も
    あるのかも知れませんね。自分は、子供の頃
    転校したり、学区が変わって全然友人のいない
    区域の学校に入ったりした関係で年中、苛められ易い
    環境にあり、実際、1対20人というレベルの喧嘩もしてきましたが、
    本来、極端に内向的でうじうじしていた自分が、旗色を鮮明にし、
    自らの領分を戦い取るようになったのは、このような体験があれば
    こそです。今ほどでは無いにせよ、苛め自体は陰険で卑怯極まりない
    ものです。だからこそ、独りでも戦う方法を編み出してゆく人間がいるのも
    おそらく事実です。
                                      ハンダラ 拝

    2016/04/04 03:02

    コメントありがとうございました。

    2016/04/03 09:58

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