期待度♪♪♪♪♪
急速に解体する欧米的価値
観の中で、このタイトルはやはりヒトラーを思わせる。実際、EU内で最も多くの難民を受け入れたドイツで大晦日の事件に多くの難民認定希望者がいたことから、急速に排外主義が前面に出てきた。今回シリア難民を作り出した元凶に米英と共に限りなくダークなイスラエルが根本的な責任を持たなければならないのは当然としても、難民を受け入れるということが、人道的問題として急務であったことは事実であり、民族や習慣、宗教が異なることからくる互いの違和感がこなれた感情に落ち着くまでには大変長い時間と互いの理解の為の努力が必要であるのは、当然である。また、厳しい状況に置かれた難民たちの多くは、愛する者を失っていることもあろう。性の問題も、寂しさや心の深い傷を誰がどのように癒せるのか? という問題も深刻である。
一方、親切心から、困っている人々を助けたのに、恩を仇で返すのか! という憤りは受け入れ側に生まれただろう。現在の植民地主義やグローバリズムを利用した為政者は、巧みにこれらのメンタリティーを利用して、独裁的権力を掌握しようとする。我らが真に気を付けなければならないのは、このような為政者である。