12人の怒れる陪審員 公演情報 えにし「12人の怒れる陪審員」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    う~む
     余りにも有名な作品故、演出にもう少し工夫が欲しい。(追記後送)

    ネタバレBOX

    無論、原作者関係との版権交渉、翻訳者との交渉などで翻訳語句を変えてはならないなどの契約上の制約があるのかも知れない。然し、もしそうであるならば、このアメリカ的な作品の互いの主張に逃げ道が無い緊迫感を持たせるべきであった。アメリカは自己主張社会である。自己主張できない人々は、居ないと看做される以上にマイナスな存在である。つまり、居ながらにして存在を完全に無視される。だってそうではないか。存在しており、言葉を用いての主張によって自らの存在をアピールするというオーダーが成り立っているのであれば、そのオーダーに合致しないと判断されれば、目の前に居る存在なのであるから、論理的に完全否定せざるを得ない。

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    2015/12/28 02:05

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