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夢去りて、僕らはハーメルンの白夜に踊る
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クチコミとコメント
公演情報
天幕旅団「
夢去りて、僕らはハーメルンの白夜に踊る
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★
赤い靴
面白い。60分。
ネタバレBOX
リューゲ(加藤晃子)…村で唯一残った少女。脚が悪く、消極的。パイパーがゾンネを攫ったとウソをついた。
ゾンネ(渡辺実希)…リューゲのことを気にかける優しい少女。パイパーの笛の魔法の力を信じ、130人の村の子を率いてパイパーの笛を探しにいき、消息不明となる。
パイパー(佐々木豊)…放浪の笛吹き。ネズミに踊りを仕込み、銭を得る。ネズミ駆除に失敗し、かつゾンネ誘拐という冤罪で処刑される。
ネズミ(渡辺望)…パイパーに協力しネズミを一度追い出す。報酬を得られなかったパイパーが処刑されるも、淡白に見放す。ビジネスライク。
童話ではパイパーが復讐?のため、笛で子供を攫うという話を、子供同士の友情と思春期の心の揺れ具合に原因を求めた作品。パイパーも普通の小心者として描かれ、いかにもほんとうっぽく(かつドラマ性もある)に仕上げている。
リューゲとゾンネの関係性とか、リューゲの後悔は部分はもうちょい描いてもよいかな。ラストのゾンネとの再会シーンもより活きてくるかなと思うし。リューネの優しさは判るけど、130人の子がパイパーの笛探しに協力するかなとは思うし。まあここらはあんま気にならなかったけど。
靴を使った演出方法は気に入った。10年の時を経て、ゾンネの赤い靴を発見したリューゲのシーンは美しかった。
話的には残酷な調子のハズだけど、ラストのゾンネとの再会とパイパーの笛のシーンで、どことなく暖かくなれた。
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2015/12/20 22:27
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