満足度★★★
優良と好みは別でした人間の業を見事に描いた脚本、音や光を効果的に使用した演出、ミニマムな息遣いから身体性をフルに生かした演技どれをとっても素晴らしい。真に凄いものを観たと言う印象は有りますが、残念ながら私には合わなかったです。何て言うかカンヌ映画祭のグランプリ作品を観た感じに近いのかもしれません。上手い(巧い)や素晴らしいと感じる感性と面白いと感じる感性は一致しないのだと、改めて実感しました。本当の歌舞伎とは違いますが、その高尚感は似ていると思います。そして、その高尚感こそが私と決定的に合わない所なのでしょう。
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2015/09/23 15:15
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