期待度♪♪♪♪♪
不可思議な時空賢治作品中、最も多く舞台化されているのが、この「銀河鉄道の夜」だろう。松本 零士の「銀河鉄道999」も、今作の影響を受けているのは明らかだ。原作には登場しない母性としてのメーテルは、松本の発明には違いないが。一体、賢治の作品は、中性的であるケースが多いように思う。妹、としを殆ど唯一の深い理解者として「永訣の朝」を書かねばならなかった賢治の深い哀しみと絶望を思い乍ら、拝見したい。
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2015/09/01 19:28
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