くろねこちゃんとベージュねこちゃん 公演情報 DULL-COLORED POP「くろねこちゃんとベージュねこちゃん」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    生々しい
    今、初演のときの自分のプレビューを読んで、ああ観劇前に読まなくて正解だったなと思いました。

    新鮮に驚きました。

    ネタバレBOX

    演劇の世界に入り、実家から所謂勘当され、今は脚本家になった長男が、妹を説得して母親を泣かせないという約束を口実に、父の死後少し惚けた母親に、不動産は母親が相続するというでっち上げた遺言書を読み上げ、母親を安心させるとともに既成事実化させ、相続排除の状態から千万単位の相続が将来得られるようにシナリオを仕立て上げたという話。

    働き詰めの父親と世間体や家庭内秩序にうるさい母親、思うように育たない子供たち、適度に回想シーンを交えながら、どこにでもあるような家族の、私のどこが悪かったのでしょうか的な話からの急展開は素晴らしかったです。

    そして、驚きなのが、その背後にさらに優秀なシナリオライターとも言える長男の嫁の存在があったことでした。ずーっとおとなしく猫をかぶって存在感を消していた状態からの終盤の変貌振りはさすがでした。

    ただ、公証役場に保管されていると読み上げたのはどうなんでしょう。父親の知人には頭のいい人が揃っていますから真相にたどり着くかもしれません。

    まあ一般的に言われているフレーズではありますが、演劇に全く関心のない母親が、いい本書いてるのなどと言うのか疑問に感じました。素人なら台本とか脚本とかシナリオとか言いそうな気がします。

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    2015/08/28 15:21

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