時をかける206号室 公演情報 企画演劇集団ボクラ団義「時をかける206号室」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    頭の中がグルグルしています
    最初全く訳が分からずとにかく怒涛の展開で次第に物語の中に引きずり込まれてしまいます。

    ストーリーが進むにつれ徐々に登場人物の関係も分かり背景も見えてきますが、最後の方は激しいアクション物でもないのに、観ているこちらまで、この先どうなるんだ!どうしたらいいんだ!と興奮してしまいます。

    舞台装置にも工夫があって、まるで頭の中で思考が混乱しているのを表見するようでもありました。

    観終わった後は、心地よい精神的疲労感もあり、説明にある「※決して痛快爽快ではない」である事がよく分かりました。

    公演後にもらえる「アフターパンフレット」を見て整理しもう一度鑑賞する事がおすすめです!

    ネタバレBOX

    今出さん役の「女」が大神さん役の「男」に対して「男」の逃げ癖を指摘したうえで、この先の自分の人生ストーリをどうするかと迫られる場面がいくつかあり、自分で決められるにも関わらず、決められない逃げ出したいと思わせる状況になります。

    理想と現実の狭間で苦しんでいる人、追い詰められている人が観たら色々な意味でハマりそうです。

    個人的には今回出演している某キャストのファンでもある為、彼女の恐ろしいまでの情熱的な所を生かして、彼女の演じる「女」役や「婚約者」役も観てみたいと思いました。

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    2015/08/21 16:19

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