エリザベート 公演情報 東宝「エリザベート」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    陶酔しました
    花總さんが、宝塚を退団したその日から、いつかこの日が来るのを待ち侘びていたので、感無量でした。しかも、トートは、見目麗しい城田さんだし、ルドルフは、前回評判が良かった古川さん。門外漢の松也ルキーニには、不安を感じていましたが、意外にも、かなり満足の行く及第点。
    香寿ゾフィーは、申し分ないし、個人的には、今までで、最高の理想的なキャスティングでした。

    周囲の観客の存在を忘れて、陶酔できた観劇は、何年振りでしょう!

    個人的ベストキャスティングの日は、全部観たくなりました。

    ネタバレBOX

    一路さんがこの作品を引退して以来、気に入った配役ではないので、しばらくご無沙汰していました。

    今回は、待望の花總シシイと城田トートの組み合わせを観たくて、ずっと以前から、この日の到来を待ち侘びていました。予想通りの素敵なコンビでした。

    松也さんは、声が良いのは知っていましたが、これほど、きちんと歌える方だとはおもいもせず、心底驚きました。
    これまで、歌舞伎役者で、ちゃんと歌える人は少なかったので、これからは、ミュージカルにも、お声が掛かりそうに思いました。

    エリザベートが、精神病院を訪ねるシーン、息子のルドルフの苦悩に力を貸せず、自死されてしまった時の母としての後悔。花總さんのエリザベートは、女心の矛盾と、皇后としてのプライドを繊細に表現されて、涙を誘われました。

    舞台機構が、以前とかなり変わり、セットは、「ダンスオブバンパイア」風でしたが、主要人物が、1階の観客目線より、かなり高い位置で、芝居を展開することが多く、2階席の方が観やすいのではと感じました。

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    2015/06/28 00:44

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