モルフィンの伽唄 公演情報 企画団体シックスペース「モルフィンの伽唄」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題1428(15-076)
    14:00の回(晴)。13:20受付、13:30開場。入るとシルクハットを被った演者(野宮さん)から「支配人が来るまでお手元に...」と小さな包みを渡されます。3方の壁には妖しい装飾、焼け焦げたような色、どぎつい色の花、床には4人が伏して動かない。下手2Fには赤い衣装の女性。椅子席の前に「赤い」横長のクッションがあり、桟敷席の様でした。

    流れている音楽は映画のサントラ風。14:00前説(撮影用カメラあり)、ちょっとしたゲームの後支配人登場。渡された包を開け、口に入れる。スモークが立ち込め、伏していた4名が蠢く~15:29終演。

    前作「オロチ(2014/9@pit)」に続いて2作目になります。

    山下さんは「色のない虹(2014/10@711)」を観ていました。

    アダム役の池上さん原作。閉じられた幻惑巣窟、歪んだ思考と不安定なカラダ、観客は入場時に渡された「包」を口にした時から物語に捕えられてしまいす。

    ネタバレBOX

    個人的には、もっと明りを抑えてダークな幻想劇に近づけるといいかなと思いました。あがけばあがくほど深く鋭く内側に食い込んでくるもの(クスリに表象されるもの)と陥るべき退廃世界、観客も逃れられない物語の世界。

    エンゼルの衣裳には十字架が描かれ、ギタリストのマイケル・シェンカーを連想。「マイケル・シェンカー」「フライングV」で画像検索すると白/黒のギターがたくさん出てきます。アルパムタイトルに「神」とあるくらいですが、2006年、中野サンプラザ公演に行ったら数曲でコンサート中止(演奏放棄)、翌年に振替公演、とほほでした。

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    2015/03/21 12:54

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