満足度★★★★
お久しぶり、の。
女体シェイクスピアはグッと進化してました。2年前の「発情ジュリアス・シーザー」では円形舞台で慣れない女優さんたちに演出が行き届いてないなぁと思ったものでしたが、今回は7人の精鋭!素舞台で、黒いドレスを観に纏った「完熟」(←演技的に卓越しているという意味で)の女優さん達が、80分出ずっぱりでその実力と魅力を存分に発揮。スタイリッシュかつスピーディーな中屋敷さん演出がよく映えた舞台でした。個人的に、古典の舞台は演出家の解釈と表現を楽しむものだと思っていて、4日前にも蜷川ハムレットでそれを楽しんだばかりなのですが、この女体シリーズも今までにないシェイクスピアの表現で、色々模索しながらずっと続く人気シリーズになるんだろうなと思いました。って、既に人気ですけどね^^