夏目漱石とねこ 公演情報 DULL-COLORED POP「夏目漱石とねこ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ねこ
    面白い。110分。

    ネタバレBOX

    死期迫る漱石(佐藤誓)がネコとともに過去の自分を見つめる…。

    神経衰弱でジャムばっか舐めて鏡子(木下祐子)に辛く当たって不満タラタラでって、「夏目漱石」ってラベルがなかったら単純に人格破綻者な漱石。幼くして塩原家へ養子に出されたきんのすけ(百花亜希)が、物を与えられても喜ばずにいるところからして、漱石の持ち続けた「居心地の悪さ」が伝わってくる。死ぬのは怖くないといった漱石は、自分の過去を見て、死は怖くないと思ったのかなと。

    淡々としてて地味で、ストーリー的な面白さには欠ける。偏屈で拒否的に孤独な漱石に同調はしにくいし。笑えるとこも少なめだったかな。ネコネコな感じは良かったけど。若林えりとか特に。

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    2015/02/06 23:38

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