夏目漱石とねこ 公演情報 DULL-COLORED POP「夏目漱石とねこ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    しっとり、しんみり
    明治の雰囲気を感じました。

    ネタバレBOX

    猫の目から見た夏目漱石の話。

    明治時代は男はDVだらけだったのか、あるいはDVは連鎖するのかと思わせるような内容を含んでいました。歌舞伎で首を切るシーンが多かったり、「ヴェニスの商人」で唾を吐くシーンが多かったりと同じで、過去の因習とも言える事実を教えてもらったような気がしました。

    スタートからしばらくの、影絵のような演出は新鮮でした。猫たちが人形だったのも新鮮でした。みゃあみゃあ鳴いているときに笑ったお客さんがいたのには、ネコ語が分かる人がいるのかと少々驚きました。また、三代目が黒猫だったため全体に暗い舞台環境の中では良く見えなかったのは残念でした。

    松本潤と小栗旬を彷彿させる若手陣は人気が出ても不思議ではないと思いました。

    漱石が芥川龍之介に早く来るなよと、長生きしろよという趣旨のことを言っていたのがしんみりして印象的でした。

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    2015/02/06 10:50

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