満足度★★
某研究おちょくり はアリマス一応、STAP細胞騒動を彷彿とさせる場面展開でのナンセンスという雰囲気の作品であるが、シナリオは、ナンセンスを作るには、箍の外し方を知らない。感覚レベルの稚拙なもの。ナンセンスは、知の最高レベルの技術が前提になっていることを忘れてはなるまい。少なくとも、数学的にセンスが無ければならない。即ち、あるオーダーの論理的絶対を作家は持っていなければならない。それでなければナンセンスが作れる訳はないのだ。まあ、ラスト部分だけは、感覚的ナンセンスでも到達し得る不条理に満ちていたから、許容できるにしても。
0
2014/12/29 00:52
このページのQRコードです。
拡大