みえない雲 公演情報 ミナモザ「みえない雲」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    私の叫び
    多くの人に観てもらいたい作品でした。

    ネタバレBOX

    1986年のチェルノブイリ原発事故を受けて当時の西ドイツで原発事故が起きたらという前提で書かれた子供向け小説「みえない雲」の主人公ヤンナ・ベルタという少女が辿った経験を描くとともに、福島原発事故を受けて改めてこの小説に関心を持った「私」が「みえない雲」の作者に取材したりした経緯を示しながら、原発を推進してきた大人たちに対して怒りをぶちまける話。

    作・演の瀬戸山美咲さんの気持ちが吐露されていました。

    ラストシーンのおじいさんとおばあさんの何事もなかったかのような、何も知ろうとしないような態度が印象的でした。私は、少なくともこの二人とは違います。この日、原発再稼働を一番推進したがっている党には投票しませんでした。しかし、衆議院選挙の結果を見ると、このおじいさんとおばあさんのような日本人が如何に多かったかが分かり虚しくなってしまいます。

    ところで、幼い弟ウリ役に人形を使うのはバジリコFバジオ風だとは思いましたがまあ良しとして、ヘルガ伯母さん役に男性を使ったのは、流行りなのかもしれませんが、なんでわざわざ奇をてらってオカマ風に描かなければならないのかと疑問に感じました。

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    2014/12/15 10:23

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