褒め殺し(アフタートークが追加されました!) 公演情報 パセリス「褒め殺し(アフタートークが追加されました!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    常識を疑い固定観念をすてろ
    パセリス第一回公演!というのだから、役者も脚本家も演出も相当、気合が入ってたはずだ。

    小屋に入るとそこには既に刺繍をしながらにこやかに話をしているご婦人方(役者は男)が4人いらして、開演までの時間を過ごしている・・。

    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    この物語は一人のそれほど綺麗でもない女性に対して他の周りの女性達が綺麗だの美しいだのと持ち上げ、その気にさせてしまう。
    結果、それほど綺麗でもない女性は自分がとても綺麗で美しいと思い込んでしまう。

    ある日の事、正直者の他の女性から「ブス!」と言われた一言に逆上し、その女性を殺してしまう。という物語だ。

    この本は「テス」という小説から拾って脚本家が作ったものらしいがワタクシはテスなる小説は読んだ事が無い。



    感想は・・・というと、
    今回のテーマが「男の体の中に女の心情を入れる」だ。
    もし、この心情が女ですよ。なんてことになったら、ワタクシは毅然として、一言も三言も十言だって言わねば気がすまない。


    テス以外の女性は明らかにテスをその気にさせて陥れている。
    テスの気持ちをおもんばかることができない自己中心的で傲慢で時に冷酷なのだ。

    刺繍をしながら・・・穏やかな笑みの下にあられもない欲望を押し隠している。



    これらが女性の心情ですよ。なんつったらグーで殴りたい。
    その心情は君だけです。
    女性はそれほどネチネチしていないし、いざと言うときは余程男らしいのだ。
    この世の全てを敵に廻しても大切な何かを守ろうとするぐらいの気骨はあるのだ。


    作家は男の役者に女性の役をさせるという企画を頂いた時、刺繍を思いついたそうだ。手芸は女性の自意識の交差点であるように思ったというのだ。


    古い。とてつもなく古い。
    いまどき、こんなに封建的な考えの女性は久しく見てない。
    まるで化石だ。
    この言葉も古い。化石だけに・・・。



    良妻賢母という言葉や「私ってお飾り」みたいな言葉を発するあたり、社会にでて働いた事がないのだろうか?

    それとも育った属性がそうさせるのだろうか・・。


    とにかく今回の芝居は女性を固定観念で縛り上げたダークコメディだった。

    60分の上演時間だったが、長く感じた。。


    なぜか?
    つまらなかったからだ。







    10

    2008/08/29 20:11

    0

    0

  • to-ya>
    そうでしょう?キャストの中で、「あっ、この人の他の芝居も観てみたいな~。」と思ったとき、追っかけられないじゃんねー(^^;)

    ワタクシも刺繍は苦手。ってか細かいものは元来、苦手。めんどくさいもん。あんなちまちましたもの、よく作るわ~。って思ってしまう。

    料理は好き。食べるのが好きだから!(^0^)エンゲル係数はめっさ高いっす。

    2008/08/31 10:28

    それ思った。
    結局わかったのって、テス役の方と主催の方のみwww
    最初、名前を伏せてるのが狙いかな?と思ったけど、観ているとどうやらそうでもないし、
    何故女1~5にしたのか不明だよね。。。
    知り合いなら誰が誰だかまだわかるし、聞けばすむけど…関係の無い観客からすると…

    あの衣装を、彼らが作ってたら本当にすごい!!
    手芸だけでもすごいのに(笑)私はかなりの不器用だからあの手のものってさっぱりしたこともする気もないのよね(汗)

    2008/08/31 01:53

    to-ya>
    それから、今回のフライヤーとパンフにキャストは載ってたけれど役柄が載ってなかったでしょう?
    不親切ですねん。。
    誰が誰なのかまったき解らん。。
    衣装が手作りって言ってたけれど彼らが作ったんだろうか・・?(苦笑!)

    2008/08/30 13:44

    あぁ~わかるわかる。
    理解するまでに苦労したかなwwwだからシュールとも思ったんだけど(汗)
    たぶんこの手の題材っていうか、お芝居は好き嫌いがはっきりするシナリオかと思った。

    うん、役者さんたちは面白いものを感じた♪
    美しい?…誰だろう(笑)
    気になったのは、旦那を作業場に閉じ込めた設定になったテス役の義娘役の人。
    顔だけみると小柄なイメージだったのに、立つと何気に背が高くてびっくりした(笑)

    2008/08/30 00:58

    to-ya>
    でしょう?
    役者は特に問題はなかったでしょう?美しい男性も居た!(^0^)
    それから本が分かりづらいよね。役者のセリフが理解できない箇所が多々あったもの。

    2008/08/30 00:20

    おーじ>
    いまどき、固定観念は捨てろ!っつー話ですねん。
    男性の役者さんに女性を演じさせて、しっくりくるのが「フライングステージ」ですわ。
    あれはいい。
    今回も特に男優の芝居が・・・って事じゃあないのよ。男優が女を演じてて特に違和感はなかったもの。問題は内容です。
    はい。女性の感情を逆撫でする本でした。

    2008/08/30 00:15

    うーん、勧められないかな。
    一人で観にいって、『完』だね。

    割と短い公演時間のはずなのに…かなり長く感じたしね(汗)
    感情がおっつかないっていうか、どうも受け入れ難くて、途中からは自分なりに色々と想像して、シナリオじゃなく、役者さん方々の演技という反応を楽しんだって感じかな。

    2008/08/29 23:28

    女性の描き方は難しいですね。
    ある種固定観念のようなものに拘る方も結構多いでしょうね。
    男性の役者さんに女性を演じさせるというのもとても難しいと思います。
    はまればこれ以上ない妙味が出せるけど、逆はおよそいただけない・・。

    第一回公演なら、思い入れも相当強かったはず・・。
    捉え方や表現のセンスが合わなければ、なかなか作品に入り込めないかも知れませんね。

    2008/08/29 23:08

    yo-ya>
    でしょ?自分の概念でだけで本を書いてるんだろか・・?

    ☆一つは余程でない限り付けません。
    ☆二つは良くないって意味です。
    to-ya、貴女、あの芝居を友人に進められる?
    料金払って行く芝居なの?

    ワタクシの友人があれを薦めたら、ワタクシちょきで目をさしますわ!(^0^)
    貴女の感想もみにいくよん♪

    2008/08/29 22:37

    ありゃ、みさも観にいったのね。
    実はわたしも本日14:00公演を観にいってましたわ…まだ感想書いてないけど(爆)

    確かに、あれをすべの女性像とするのは頂けないよね。

    でもつまらない割りに★2つなのね(笑)
    って★2つってあまり良くないって意味かしら??
    私って、★のつけ方がイマイチわかってないのよね(汗)

    2008/08/29 22:17

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