『母の死』『大臣候補』 公演情報 オフィス樹「『母の死』『大臣候補』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    名作劇場
    「母の死」能島 武文の作品だが、上演記録が無い。実際に上演されなかったのか、それとも上演されたのだが、記録がないだけなのかは不明である。然し、前者であっても、不思議でない気がする。シナリオに曖昧な部分が多いのが、原因である。逆に言うと、演出次第でどうにでもなる。但し、難しいのは、如何に観客に納得させるかである。余り、恐れてもいけないし、なめてもいけない。自然に見えながら、尚、ドラマチックである為にどうつくるかである。兄と呼ぶのは、妹ではなく姪であるし、父が帰ってくると彼女の居る場所が不安定になるのだから、母方の命だろう。その姪が何故三五郎を兄と呼ぶのか? 「たまにして!」の意味する所は? 姪、よねの、はるに対する感情表現などは? 等々演出すべき所は多々ある。
    「大臣候補」長谷川 如是閑の作品。全然、古びていないどころかまっさらのような作品。痛快である。(追記後送)

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    2014/10/30 13:01

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