満足度★★★★★
エンタメ王道
今作の優れている点は、何より民衆の生き抜く力に対するエールだろう。今、この「国」は、未曾有の「国難」に陥っている。無論、アホそのものの宰相、安倍その他の馬鹿共の所為である。間違いなく、アメリカの植民地としての機能を果たす為、この植民地は、アメリカの利害によって他国の、殺したくも無い人々を正義に反して戮しに行き、自らも大きな犠牲を払うであろう。それでも尚、民衆のある部分は生き残ってゆく。その強かな生命力に対するエールである。描かれているのは過去と現在である。然るに、しっかり見つめられた過去は未来を包含する。今作はその域に達していると見て良かろう。
(ネタバレ後ほど更に追記)