満足度★★★★★
良くできた脚本 衝撃的な作品内容なのだが、シナリオが随分しっかりしていると思ったら、原作は小説だということである。優れた作品の中でもとりわけ推理が入ってくるような作品では、シナリオの優劣は決定的である。例えばどんな順序で、事件の全容を描き、どんな順序で事件を暴いてゆくか? 順序を一つ間違えば、名作たるものが駄作となるのもしばしば。その点、脚本家も良く心得ていて、上演中、ゆるんだシーンがなかった。キャスティング、演出、演技も終始緊張感のある舞台に仕上げている。Aチームを拝見した。
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2014/07/18 09:51
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