満足度★★★★
楽しめる
人気の高い新撰組を描いた作品だけに、様々な工夫が凝らされている。まず、本物の新撰組ではない。但し、本物の新撰組も本来武士だった者は殆ど居なかったので、新撰組という組織自体、狭い意味での武士の組織とは認定しないという立場はあり得るだろう。例えば、日本のビール。法的には至って狭い範囲で規定されている。フランスのシャンパンも然り。この伝で言えば、である。
自分の造語で言えば、ダサ格好良い。(前段で示した通り、喜劇的要素を含むので、わざとズッコケ・ダサシーンを盛り込んで笑いを取りながら、その作品の中に人の情が求める、人としての深い普遍性を盛り込むことで、極めて格好良い芝居になっている。
(追記2014.5.8)