満足度★★★
八百屋丸見えの位置で観劇大学時代のテニスサークルのメンバーの死によって集まる当時の仲間たち…な物語。抽象舞台が瞬時に具象に換わる(場所設定も含む)鮮やかな冒頭でツカミはオッケー、以降、現在と学生時代を往き来する展開に引き込まれる。後半にやや中弛み感もあるが、最後に主人公が復縁した妻に言う「時々“貴方は生きている”と言って欲しい。自分も言うから」という台詞(大意)が胸を打つ。しかし三方客席のうち、横から観る位置にしたら八百屋で演ずる役者がモロ見えで、その苦労が偲ばれたのは良かったような良くなかったような…。
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2014/03/14 08:07
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