ある冬の朝、Kは 公演情報 ある冬の朝、Kは」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    八百屋丸見えの位置で観劇
    大学時代のテニスサークルのメンバーの死によって集まる当時の仲間たち…な物語。
    抽象舞台が瞬時に具象に換わる(場所設定も含む)鮮やかな冒頭でツカミはオッケー、以降、現在と学生時代を往き来する展開に引き込まれる。
    後半にやや中弛み感もあるが、最後に主人公が復縁した妻に言う「時々“貴方は生きている”と言って欲しい。自分も言うから」という台詞(大意)が胸を打つ。
    しかし三方客席のうち、横から観る位置にしたら八百屋で演ずる役者がモロ見えで、その苦労が偲ばれたのは良かったような良くなかったような…。

  • 満足度★★★

    久しぶりに観たタテヨコ
    何だか演者が歳と取ったな、という印象。
    別にそれが物語として成立しているなら問題はない。
    ただ主軸を担う役者に華がないのが困る。
    関西弁の役と死んでしまう役の2人は良かった。
    一番最悪なのは死んでしまう役の彼女?が劇団の主宰。
    主宰だからあの役なのかどうなのか・・・。
    全くカップルに見えない。
    話としては悪くないのだが、どうして離婚をしようとしているのか、どうして死んでしまったのか、その大事な2つが語られていないことが不満。
    トータルでの感想は劇団員もっと頑張れよって感じ。

  • 満足度★★★

    Kの意図
    狭い舞台で結構な出演者の数。いろいろ盛り込みすぎていて、ちょっとわかりにくかったですが、なかなか面白く、また考えさせられました。

    ネタバレBOX

    主な舞台は屋上。斜めになっていて、やりにくそうでした。Kは近藤かなと思うけど、他にもKと略せる役があり、そちらの視点での話でもあるし。女優さんが似たようなタイプが多かったです。

  • 満足度★★★★

    時々見る夢
    40代の作品らしいのかなと思いました。

    ネタバレBOX

    同級生の突然死を機に、大学のテニスサークルのメンバーが集まって、今を語り、当時を回想する話。意味不明な男女が登場はしましたが、具体的で分かり易い内容でした。

    近藤君の自殺の原因は分かっているじゃないですか。そして、身辺整理して、忙しいときにやって来てろくな対応もできなくて、後で後悔する、これはよくあるパターンでした。

    そこそこの人は、中学の教頭になってもイキイキと冗談言いながらテニスを教えられるのに、インターハイに出るくらいの選手は己の限界を知って目標をなくして自殺してしまう、皮肉なものです。そもそも、このサークルに入った段階で分かっていたはずなんですが。

    久し振りに大学に行くと試験が終わっていたという夢を昔はよく見ましたが、最近では、久し振りに大学に行くと来週辺り試験があると知り焦るという夢を、ほんのたまに見る程度に変わりました。

    目標を持っている限り、たまに近藤君は出て来るのだと思います。

    分かりましたからもういいです。やや後ろ向きな感じに少し食傷気味になりました。
  • 満足度★★

    久しぶりのタテヨコ。
    足音、声がうるさい。それが一番に出てくる感想。長い。いらないとこ多い。早速美術壊してた。

    でも、お客がだれそうでだれない、だれさせないセンスはさすが。

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