大きなものを破壊命令(再演) 公演情報 ニッポンの河川「大きなものを破壊命令(再演)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    小芝居
    シュールっぽい、毒があるっぽい風でしたが、面白くありませんでした。

    ネタバレBOX

    熊谷では首絞めジャックが20余人殺していて、珍走団、即ち暴走族のリーダーの15歳の少年は、熊谷で一番のワルは俺達じゃないとダメなんだと息巻いていたもののその少年も殺され、ラバウルでは日本軍から脱走した四姉妹が敵に遭遇し、何と敵は鳩だと分かったり、長女は敵に改造人間にさせられたり、姉妹は小津の映画に出て来るイイトコのお嬢さんで、お見合い相手や庶民を馬鹿にしたりしてと、そのようなシーンをあっちに行ったりこっちに来たりと何度も切り替えながら展開していました。

    コントにしてはつまらなく、小芝居の集合体でした。

    小津作品風の女性の喋り方だけは興味深く聞きましたが、笠智衆さんのような受け答えをしてくれる相手がいたらもっと良かったと思います。

    身体にスピーカーと電池を装着し、手にはウォークマンを持ち、ポケットからカセットテープを取り出しながら効果音を流す手法は、どんなところでも公演が打てるということを表しているのかもしれませんが、ライティングは大掛かりに設置しているわけで、どうせ大電源が必要ならことさら音響だけを自分たちでやる必要性もないのではないかと思いました。

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    2014/03/05 09:05

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