うん 公演情報 泥棒対策ライト「うん」の観てきた!クチコミとコメント

  • レタスは楽器かもしれない





    パフォーミング公演は、「○」か「×」か判断し易いタイプだろう。
    『泥棒対策ライト』は所見だったが、おそらく実力でいえば、「○」の部類に属する。しなやかな身体と、モダニズムに裏付けされた世界観は、渋谷の地下空間を酔わせたラム酒であった。もし、こうしたパフォーミング路線を貫いていれば、観客も酔った可能性がある。

    ネタバレBOX


    「これっくらいの、お弁当箱に…」で著名な歌をモチーフに、世界大会前の女性を演出家が指導するコメディは不必要だった。(爆笑)他にも、路上に出逢った男と女を求愛形態の違いから笑わせるコメディも あった。これは中途半端だった。


    なぜ、時折みせるモダニズム的世界観ではなく、不必要だったり、中途半端なコメディを連発したのか。まるで「教育テレビ」だ。

    この劇団、集まった観客のうち、出演者の子供も何人かいた。つまり、高水準パフォーミングを期待したい観客からすれば、どうしても裏切られてしまう。モダニズム的世界観に基づいた「男と女」の求愛を形容する短編だと、「教育テレビ」の表現幅には限界がある。

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    2014/01/15 00:22

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