ある程度の教育【フリーカンパ制につき無料公演】 公演情報 ポーラは嘘をついた―Paralyzed Paula―「ある程度の教育【フリーカンパ制につき無料公演】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題964(14-003)
    14:00の回(快晴)、13:32受付(赤いランドセル型のチケット、整理番号あり)、開場は開演と同じ14:00との案内、受付スタッフの皆さん対応がよい。14:02開場、14:05前説(45分)〜14:49終演。前作「余白」を観ていて2作目です。入ると広い会場の中央に、入口から見て左向きに(学校)の机と椅子、女の子が机に伏せています。その周囲に円形の椅子席、観客は全員円の内側を観ることになります。外側には脚立、スピーカー、スタッフ席、天井が高く冷んやりとした雰囲気。突然、暗転…真っ暗、天井に緑と赤の豆粒のような灯。16才の女子校生、パパとの会話。よく響く声、いろいろなことを思わせる事象、鮮やかな照明(タイトル、エコー、一筋のライン…)、高さを利用した距離感。フロムは読んだことがなく、昔々、大学の英語の授業で「愛するということ」が使われ、(不遜にも)何てつまらないんだろう…と思ったのでした。「自由からの逃走」、読んでみるかどうか。

    ネタバレBOX

    生まれる前の16才、ロボット(キャシャーン)、丸いのは母の胎内であり、どちらをみても外側(外界)に対して等しく「境(拒絶、不安…?)」を設けているようにみえる、パパのいうことに従いいい子であること、学校で学ぶこと(これはパパも)、世界に遍く存在する危険(世界史に示されていること)、陣痛と地震…恐れ。

    いろいろな要素がありながら(個人的にですけど)違和感を感じなかったのは、主役、(初めて)福井さんによるところが大きいのでしょう、あどけなさ、反抗心、意思を貫こうと行動するところ等。

    ピアニカ、笛はいいのですが、最後のアコースティックギターはもっと音の良いものにならなかったのかな、と思いました…スミマセン。

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    2014/01/12 15:29

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