朝劇「サルバドルの大事件」【9月10月全話やります!!】 公演情報 朝劇「朝劇「サルバドルの大事件」【9月10月全話やります!!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    和み
     何と、朝7時半開演の芝居。それも丸の内のカフェが会場なのである。演目は、タイトルの「サルバドルの大事件」内容は、ネタバレに譲るとして、朝食セットも頼める。出勤前の人々が観客なので、話は重過ぎず、出てくる4人はちょっとポンコツというのが味噌。
     火曜日、金曜日の朝7時半開演(今年は12月27日迄)。朝劇増刊号として「丸の内の二人」は12月7日と21日の10時半開演だ。

     

    ネタバレBOX

    店長役(右近・スーパーエキセントリックシアター)が、発注をやったことのなかった遅刻常習店員(原・トムハウス)にやらせてみた。新米店員(野村・天才劇団バカバッカ)にも手伝って貰って2人でやってくれ、とのこと。内容は“いつもの珈琲を5kg。”安請け合いした原だったが、いざパソコン画面を覘いてみると珈琲豆の種類があまりに多くて、普段店で発注しているのが、何と言う名の豆なのかが分からない。野村も同様であった。ベテラン店員(渡部・円盤ライダー)は資格試験の勉強中なので、仕方なく、旨そうな名の、ブルーマウンテンに似た名の珈琲を発注しておいたのだが。翌日も遅刻してきた原は、出勤時、運送業者から届け物を預かった。が、仕事を開始してみると、珈琲を発注ミスしていることに気付き、大騒ぎになる。
     そこで、右近、渡部、原、野村は、昨日発注時の模様を再現してみることにした。ひょっとすると、これで、発注ミスの詳細を特定し、対処法が見つかるかも知れないと考えたからである。再現してみると、野村は、検品の途中から、発注を手伝ったのが判明。その時検品していたものこそ、この店で普段使っている珈琲豆であった。幸い、残量は、今日1日分が充分にある。これで、一件落着。
     約40分の短編だが、少しポンコツのキャラを演じることによって、朝、ゆったりとした時間を過ごす出勤前の人々を和ませる趣向だ。楽しめる。

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    2013/12/03 16:03

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