『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!) 公演情報 アマヤドリ「『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    太陽とサヨナラを拝見
     ダークマターが支配的な宇宙の時空で、恒星は、何を探して無窮の時空を旅するのか? また、人は、何を求め何を縁に生きているのか? 悠久の時空を旅する者と、砂よりもちっぽけな、我ら、ヒトが思惟するものとの邂逅は、本当にあり得るのか? これらの問いが、ヒトの持つミクロコスモスと宇宙のマクロコスモスとの股旅物として描かれる作品。

    ネタバレBOX

     恒星の持つ絶対的なパワー(熱、エネルギーポテンシャル、太陽風など)に対して、生物の母として、恒星をも擬人化された者として産み落とす母という存在を対置させることで、太陽の産んだ果実(生命)を呈示して、彼のレゾンデ―トルを明かすと共に、自らの存在意義も明らかにしている。(但し、その永続性については、母のイマージュと共に、生物の身体を一種の乗り物として利用するDNAを考えた方が良いかも知れぬ。また、母が、火の神を産んで亡くなったとされる記紀の記述を下敷きにしていると考えることも可能だろう。)
     シャイ(謎の生命体・実は太陽)を演じた糸山 和則の形態模写、身体能力の高さもみもの。

    0

    2013/10/26 11:10

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大