創造美に狂わされる。
所見の団体さんだったのですが、
主演の野口和彦さんのマリーに引き込まれました。
まさに美少年のように一種のマインドコントロールされる錯覚。
美少年役の方も素敵でした。
ちょっと残念だったのは
噛んだりとちったり、マイクが入っていなかったり、
基礎的なミスが、
特にこの作品の持つ幻想世界から現実に戻され、
放心状態になる、とまではいけなかった。
美輪明宏さん、及川光博さんの
公演を見たことがあるのですが、
どのシーンを切り取っても何か違和感に似た
幻想的リアル感を感じられたが、
上記の部分が少し邪魔したように思った。
野口和彦さんのマリーは本当に素敵でした。
あとは個人的にダンサーの方々のパフォーマンスの高さにびっくりしました。