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公演
女王の魂
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
劇団EOE「
女王の魂
」の観てきた!クチコミとコメント
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monzansi(714)
全編ハイライト
インタビューヴォーズ
ほぼバレてないネタバレへ!
ネタバレBOX
「全編ハイライト、とは、まさに こういうことを言うんでしょうね。
劇団EOEが女子プロレスを扱って、タイトルに『女王の魂』を持ってきたわけだから、汗も飛び散る全力の舞台だろうな とは考えていた。
ただ、実際、観劇すると、役者の熱量というか、違うんですよね。
物理学的な現象です、これ(笑)」
ー『週刊EOE』という雑誌が配付されてましたね
「『週刊EOE』は開場中、ずっと読んでました。
とにかく文字量が多い(笑)
週刊新潮の特集記事かよって。
それを踏まえて観劇すると解るのですが、2013年組の新人3人は豊漁でした。
準主役といってもいい佐々木(糸由)さん、この女性も新人の1人です。
実は、彼女の細身の体型は劇団EOEには浸透しないんじゃないか、と決め付けてたんです。
だって、週4日間の稽古ですよ?
今まで劇団EOEのメンバーは、良くも悪くも それに『耐えられそうな女性』だった(笑)
でもね、物理学の法則からは外れますけど、彼女の持つ熱量は確かでした」
ー悪役レスラーのクレーン中田は圧倒的な存在感でした
「悪役レスラー…、あれは 参ったな。
私も、たぶん観客も、 (川上)千種(平澤有彩)との対比で捉えていたわけです。
試合で武器を使っちゃう、自分自身は傷つかない『ザ•ヒール』だと。
対比だと思っていたところの、『プロ意識』、あるいは職業的背景としての『女子プロレスラーの厳しい現実』、それから『女子プロレスへのオマージュ』…。
悪役レスラーと千種は、根っこの部分で繋がっていたわけです。
語り出した悪役レスラーのことばは、舞台裏を描いたからこそ観客に響いたんだろうね。
とはいっても、プロレスの試合 観たかった。
削ったのか、…いや…どうなのか。
うん、…ラストに残しておいたのか?
個人的には、リング上で本格練習する風景や、レスリングの試合のシーンがラスト以外でも あって良かったかもしれない」
ー戦後のプロレス•ブームに比べると、今や日本人にとってマイナーな興行になっていますが…
「私は武藤(敬司)の全日(全日本プロレス)や、あまり言いたくはないんですが…、西口プロレス(長州小力ら所属)など観戦したことが あります。
逆に、女子プロレスは映像とかで観たことすらありません。
行きたくなりましたよ。ぜひ観戦したい。
自宅へ帰ってから『女子プロレス』と打ち込んで、ネット検索しましたから。いや、移動中に携帯で検索してた(笑)
そういう意味では、女子プロレスの応援歌だったと思います」
ー舞台上の必死な姿を見て、心響いた観客も多いです
「上手いよな〜。
観るコツはね、『とりあえず週刊EOE読めよ』に尽きます。
重なってるんです。
だから、女子プロの『飛び散る全力の汗』は、劇団EOEの姿そのものだったわけ。経済の話を取り入れたの、あれズルいよね」
ー距離は短いのにもかかわらず、なぜ絶叫なのでしょうか?
「いくら叫べば、彼らは休むのか。役者の声が、太い線にみえる気がする。
闇雲に叫んでるんではなく、観客の方を向いていても、叫ぶ相手に太い線で発射(?)されてるんです。
これも おそらく技術でしょうね。
付け足す感じで、一言いい?」
ーはい
「音響、なにあれ(笑)
試合へ臨む直前、(奥野)友美(佐々木 糸由)と千種が女子プロ論を語り合うシーンあったでしょ。
『何、食べに行きたいですか?』で、『焼肉〜!』と絶叫するところ。
会話の展開に音響がピッタリ合ってた。例えば真っ赤に染まったり、緊張を煽る照明いいなーと思ったら、あの一語一句を被せる音響の登場ですよ。
『焼肉〜!』の台詞は、音響の技術無しでは『ハイライト』にはなれなかった。
まあ、ラストの大切な レスリングのシーンに関して解説しちゃうと、あえて音響?効果音?を出さない方が良かったかな」
ー最後に どうぞ
「新人3人の熱量で、劇場が 暑かった。とてもオシャレな街でやる演劇じゃないですね(笑)
むしろ、そこでしか味わえない密閉感が似合ってるのかもしれませんが」
1
2013/09/11 00:08
0
0
―――早速ですが、よろしくお願い致します。
何か変な感じですね。
―――いいじゃないですか、たまには。私達編集部員が、我が「週刊EOE」GK編集長にインタビューするという事で。
役者の方は、毎回こんな感じなんですね(笑)
―――はい。GK編集長がずばずば切りこきますから(笑)では、最初の質問なんですが、今回の公演、振り返ってみて如何でしたか。
編集部としても、面白かったですよ。まず、そもそも、半年間、公演がなかったというのは、劇団としても初めてでしたし。じゃあ、そこで何を打ち出すのかと思えば、「プロレス」に「介護」でしょう。これは、もうすぐにピンと来るわけですよ。今回、本気だなって(笑)
―――EOEの場合、いつも本気ですが、たまにありますよね。何時も以上の本気が。
はい。ジャンボ鶴田がキレるみたいな(笑)ああ、こりゃ怖いぞっていう。個人的に、この感覚は、2回の卒業公演と去年1月の『幕末純情伝』で感じましたけど、今回は4回目ですよね。これは、大将も、「絶対エース」も今回キレるなというのは、最初からありましたよね。実際、そういう展開になりましたし。ただ、取材していて心配の部分もあったんですね。人数という部分で。
―――春の段階では役者陣が3名でしたからね。
まあ、いつものタイミングで人が入ってくるんでしょうけど、すぐに辞めるんでしょうっていうの、こちらもありますし。
―――そんな感じで、新人達には取材していたんですね(笑)
はい。それは、これだけ取材していたら、こりゃすぐやめるなって分かりますよ(笑)ただ、今年は、結果的に2009年に次ぐ豊作でしたよね。いわゆる「3人組」も出来ましたし、「次期エース」が誕生しましたし。だから、あとは、2009年のように、ここから何本の柱が立つかという事ですよね。
―――それは、編集部としても楽しみにしていると。
それは、当然楽しみにしていますよね。ここから3年というのは、紀伊国屋ホールに向かってというのがあるわけじゃないですか。例えば、劇場で配布した「週刊EOE」にも書きましたが、真生は以前こんな子こいっていたわけですよ。「大きいこというリップサービスも必要なのかもしれないけど、じゃあ、お客様に期待をさせておいて、その期待を裏切るような形になったらどうするの。」と。そんな人間が、いきなりお客様の前で前説始めるんですよ。
―――劇団史上初めてです。
そうですよね。寧ろ、前説って、どちらかというと、役者のキャラクターを伝えるために使っていた劇団が、いきなり、代表出てきて、マイク片手に「3年後、紀伊国屋目指して」というわけですから。それは客席もビックリするだろうっていう。しかも、その登場曲も登場曲でしたし。
―――「王者の魂」ですからね(笑)
それは一発で分からされるわけですよ。これは本気だなんて。しかも千秋楽の挨拶では、平澤も同じ言葉を使うわけですし。だったら、私達編集部もこれから3年間、更に本気でおいかけないといけないという感じですよね。
―――それでは、最後に一言どうぞ。
劇団EOEを追い続ける我が編集部ですが、断言します。劇団EOEの真実は、「週刊EOE」にあり!です。
―――本日は有難う御座いました。
こちらこそ有難う御座いました。
劇団EOE(0)
2013/09/11 14:48
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何か変な感じですね。
―――いいじゃないですか、たまには。私達編集部員が、我が「週刊EOE」GK編集長にインタビューするという事で。
役者の方は、毎回こんな感じなんですね(笑)
―――はい。GK編集長がずばずば切りこきますから(笑)では、最初の質問なんですが、今回の公演、振り返ってみて如何でしたか。
編集部としても、面白かったですよ。まず、そもそも、半年間、公演がなかったというのは、劇団としても初めてでしたし。じゃあ、そこで何を打ち出すのかと思えば、「プロレス」に「介護」でしょう。これは、もうすぐにピンと来るわけですよ。今回、本気だなって(笑)
―――EOEの場合、いつも本気ですが、たまにありますよね。何時も以上の本気が。
はい。ジャンボ鶴田がキレるみたいな(笑)ああ、こりゃ怖いぞっていう。個人的に、この感覚は、2回の卒業公演と去年1月の『幕末純情伝』で感じましたけど、今回は4回目ですよね。これは、大将も、「絶対エース」も今回キレるなというのは、最初からありましたよね。実際、そういう展開になりましたし。ただ、取材していて心配の部分もあったんですね。人数という部分で。
―――春の段階では役者陣が3名でしたからね。
まあ、いつものタイミングで人が入ってくるんでしょうけど、すぐに辞めるんでしょうっていうの、こちらもありますし。
―――そんな感じで、新人達には取材していたんですね(笑)
はい。それは、これだけ取材していたら、こりゃすぐやめるなって分かりますよ(笑)ただ、今年は、結果的に2009年に次ぐ豊作でしたよね。いわゆる「3人組」も出来ましたし、「次期エース」が誕生しましたし。だから、あとは、2009年のように、ここから何本の柱が立つかという事ですよね。
―――それは、編集部としても楽しみにしていると。
それは、当然楽しみにしていますよね。ここから3年というのは、紀伊国屋ホールに向かってというのがあるわけじゃないですか。例えば、劇場で配布した「週刊EOE」にも書きましたが、真生は以前こんな子こいっていたわけですよ。「大きいこというリップサービスも必要なのかもしれないけど、じゃあ、お客様に期待をさせておいて、その期待を裏切るような形になったらどうするの。」と。そんな人間が、いきなりお客様の前で前説始めるんですよ。
―――劇団史上初めてです。
そうですよね。寧ろ、前説って、どちらかというと、役者のキャラクターを伝えるために使っていた劇団が、いきなり、代表出てきて、マイク片手に「3年後、紀伊国屋目指して」というわけですから。それは客席もビックリするだろうっていう。しかも、その登場曲も登場曲でしたし。
―――「王者の魂」ですからね(笑)
それは一発で分からされるわけですよ。これは本気だなんて。しかも千秋楽の挨拶では、平澤も同じ言葉を使うわけですし。だったら、私達編集部もこれから3年間、更に本気でおいかけないといけないという感じですよね。
―――それでは、最後に一言どうぞ。
劇団EOEを追い続ける我が編集部ですが、断言します。劇団EOEの真実は、「週刊EOE」にあり!です。
―――本日は有難う御座いました。
こちらこそ有難う御座いました。