満足度★★★★
ストレートな朗読劇であるだけに
役者さんの、そして脚本家さんの力量がそのまま伝わってくる舞台でした。31日の昼夜で2回観劇。最初に各50分、10分の休憩ありとのアナウンスをいただき、朗読で50分?とちょっとクラッときましたが、始まってしまうとあっと言う間。特に「想像」では役者さんお二人は一度も席を立たないのに、空間に高さと奥行きを感じました。予想通り、小沢道成くんの存在感が秀逸。座ってからの佇まい、目の動き。口元の微かな表現。刹那刹那が実にセクシーで、ひと時も目が離せませんでした。アユムさんのテキストがこんなにも色気を帯び、小沢くんの繊細な表現力がこんなにも活きた舞台は初めてです。長年夢見てきたコラボはやっぱり素敵でした。
(違う役者さんではどのような印象になるのか興味ありましたが、残念ながらリピートする余裕無く残念です。モトキさんの「想像」も観たかった><)