満足度★★★★★
苅羽君らの殺陣も見どころ!
5454の公演に登場した「洗濯機に夢中になる男」と「ふたりで一人の男の子」は「病んでいる人間」であった。春陽は「病み」をファンタジーのテーマにするのがうまく、「病んでいる人間」=妖精、という捉え方を感じる(勝手な解釈)。プロデュースの今回は「病み」ではなく「闇」。「闇」から幽霊、ではなく妖怪というところが、独特のファンタジーを貫く春陽漁介らしさであろう。殺陣もあり、の快作(かいさく)である。舞台セットもしっかりしていて小劇場じゃないでしょ?これは。笑って泣けて、気分をさらさらにしてくれる。作品としての評価&おすすめ度は満点。※ただただ、セリフがんばって!