満足度★★★★★
爽やかで楽しいシェイクスピア シェイクスピア20代の作品だが、演劇の基本である対比を言葉によって完全に書き上げており、その才能の凄さを改めて見せつける内容であった。その原文の内容を見事な新訳に移した松岡 和子も、当然、高い評価を受けるべきである。演出の斬新、その覚悟も志の高さも称賛に値する。更に、中心になった四人の役者達の、若々しく爽やかな演技は、観ていて本当に気持ちの良いものであった。殊に、岡本 篤の演技が気に入った。何れにせよ、体当たりの演技で軽やかに力強く、爽やかさを感じさせるほどに純粋に演じていたことに好感を持った。
ネタバレBOX
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2013/07/12 11:23
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