満足度★★★★★
ありがとうございました。
結局、三回観に行きました。私事ですが、実家のことでちょっといろいろあってふさぎ込んでしまい、観劇は愚か、外出も控えながら数か月間だったのですが。舞台はナマモノ、こればかりは観ておかないと一生後悔をするかもしれないと葛藤しながら劇場に向かいました。おぼんろのお芝居はいつも人間の本質的な痛みを抉るもので、体力と精神力を奪われます。物語りの序盤、まだまだ感動する場面でもないというのに涙が溢れてきたり、突如自分の日常と内容がリンクして息が止まりそうになったりしました。それでも、なんと美しく、元気の出る場所なのでしょう。あそこにいることができたことを、とてもうれしくおもいます。