満足度★★★★
気の利いた作品群 オープニングでは男1人、女1人。女は肘掛椅子に座ってギィフォワシーの戯曲を読んでいる。男が訊ねる。何を読んでいるのか、とか、内容はどうだ、とか、誰の作品だ、とか、どんなジャンルなのか、とか。ひっきりなしに質問を浴びせられながらも女は応えてゆくのだが、非常に苛立っている。だが、総ては台本に書かれたことであることが明かされる。即ち現在上演されていることは、総てシナリオに沿った演技なのである。
ネタバレBOX
4
2013/06/02 13:17
0
2013/06/19 04:19
2013/06/04 03:05
2013/06/03 04:35
2013/06/03 02:24
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追記ありがとうございます!
「死はピン一本で」は、まさにおっしゃる通り、「凄み」がある作品でした。
日本人にはあまりないような感覚です。
これが「快楽殺人」なのか「復讐劇」なのか、それとも一つの「愛のカタチ」なのか…
おそらく、その全てがまじりあったものなのかもしれません。
思想的かつ、感覚的な作品で、とても勉強になりました。
「デモ隊」対する深い考察も、さすがです!
日本でもこのような格差が生まれつつある時代、
個の上演が、警鐘を鳴らす一助になれば幸い、と思います。
素晴らしい劇評をありがとうございました<(_ _)>
森下知香