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わが友ヒットラー
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シアターオルト Theatre Ort「
わが友ヒットラー
」の観てきた!クチコミとコメント
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天中殺(31)
満足度
★★
リアリズムの限界
左右に傾斜した舞台があり、それを挟んで客席がある。
ネタバレBOX
舞台の真ん中には溝があり、そこから何色かの照明が光る。舞台のはずれにはネズミの入った水槽や、なにやら巨大な魚の頭部の骨のようなオブジェがある。照明は全体に暗めで、前半はかなり眠くなった。対面の客席だから向こう側の人たちが眠っているが見える。芝居自体は、三島由紀夫の台本を芸達者の役者たちが立体化させている。だからドラマは見える。だけど退屈なのである。三島の作品はリアリズムでやっても限界があり、そこには表現としての型か、それがなければ途轍もない特権的肉体がなければ、文体の嵐の絡め取られてしまうのである。
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2013/03/30 20:11
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