仮の部屋 公演情報 ユニークポイント「仮の部屋」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題632(13-057)
    19:00の回(晴、星が見える)。18:22受付、18:40開場。白い正方形の床、男性が二人雑誌を読んでいる。見渡すと、一升瓶(吹上)、缶ビール(金麦)、7-11のさきいか、三ツ矢サイダーのダンボール、ゴミ箱、バケツ、ガムテープに荷造り紐、ウェットティッシュ、雑誌(NEWTON、論語と孔子)、新聞が雑然と置いてある。どうやら引越し前の様子。湯呑で飲んでいるのはお茶かと思ったが一升瓶を傾けている。床の四方に6本の針金が天井近くまで張られ、そこに巻き付いているのは...皮か?19:00前説(70分)。19:01「もしもし...」男の一人がどこかに電話をかける...開演~20:05終演。「白痴」からで2作目(「アイ・アム・アン・エイリアン」は他の劇団でみました)。

    ネタバレBOX

    取り壊される「部屋」の住人、その前の住人、その前の...と取り壊される前に一目見ようと勝手に上り込んでくる。その部屋はお話の中ですら舞台装置であり、壁は「ある」ことになっているが、「ない」ことにもなる。役者はみているが、同時に見られている。

    その部屋には「穴」があって、覗けば死体が累々と。

    童貞(じゃないが)男、すでに上り込んでいる男。高利貸し夫婦、自殺の旅に出ている父娘。冒頭の電話「もしもし」で呼ばれたデリヘル嬢。

    見える人にしかみえない「穴」、なぜ死体が...?
    壁抜けは視点の転移?

    不思議な同居人たちとの1時間(ほぼリアルタイム)の物語

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    2013/03/12 22:50

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