ふたり 公演情報 はらぺこペンギン!「ふたり」の観てきた!クチコミとコメント

  • そうだったのか。
    帰宅してからパンフを読み直したら、これが初の団員のみで行った公演との事。あ、ここでの説明文にも載ってたんですね。それであればもっと無茶をしたり欲張ったりしても良かったのではないかと思います。
    他の方々からの評判が良い様なので目の敵にされたくはないのですが、個人的にはイマイチでした。白坂さんは人物の心情を正確に捉えるよりも、場面の雰囲気から脚本を書いていくタイプなのでしょうかね?観ていて急な方向修正を感じる瞬間とか、逆に細かい所は結構お座成りになってる印象がしたもので。

    ネタバレBOX

    ●「憂鬱な朝」
    妻がどうして野球を好きなのか?その理由が知りたかったです。ただ無性に好きだというだけでは…。確固たる理由がある上で行くとか行かないという押し問答になったほうが、観ていて気持ちを寄せられたと思います。終盤の「生きたい」は「行きたい」に掛けていたのでしょうか?確信が持てないし、逆に意図していないならややこしい。「死にたくない」にしたほうが伝わりやすかったです。

    ●「夢の中へ-破壊と修復の日々-」
    その後の事もあるので配役はこうあるべきだったのでしょう。でも、作・演出の人間がボケ役に回るのは結構危ない橋ですね。観ている側にとってはその人の存在が団体の中で大きいのを無意識に意識しているので、その人がやりたい放題やっているだけに見えてしまう。特にこれはネタがネタだけに。

    ●「白球とLOVEと」
    あれだけされて先輩の属性に気付かないのは鈍いどころの話ではないでしょう。一言で、ディフォルメし過ぎか。だったらむしろもっとハイテンションでやれば成立した気もします。「デッドボールを頭にもらったのに何故か足が肉離れ」は面白かった。

    ●「あと3ヶ月(よくある話)」
    無理にいい事を言わせようとしていた気がしました。やりたかったであろう、出したかったであろう雰囲気は分かります。その為にはもっと慎重に一言ずつ紡がないと上滑りします。必殺技を出すならまずは通常技でしっかりコンビネーションを組める様になってから、とでも言うべきか。

    最後にそれぞれの話がリンクしましたが、別にしなくても誰かに大きな支障のあるほどのリンクではなかった。これらの中から評判の良かった1つを次回の本公演でやるからそもそもは個々の物だし、今回は実験公演だからその辺はついでに繋げましたって感じさえする。「あぁ!まさかあれとあれが繋がってこうなるとは…!」と思わされるくらいのリンクがあって欲しかったですね。

    0

    2008/04/07 00:13

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大