【舞台版】絶体絶命都市  ー世界の終わりとボーイミーツガールー 公演情報 劇団エリザベス「【舞台版】絶体絶命都市 ー世界の終わりとボーイミーツガールー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    泣いた、けど・・・。
    劇団エリザベス初見、原作ゲーム知識ゼロ、で観ました。が、目の前で演じられているシーンがいつ・どこでのものかが把握できない状態が多く、また、地震による世界の終わりという設定なのに、臨場感と緊張感が全く感じられなかったのが残念。一昨年の大震災時に絶望と希望の日々を過ごした身としては、絵空事のように思える演出では受け入れることが難しいです(ゲームの舞台化だからだとは思いますが)。そんな中でも、安田友加ちゃんの絶望を希望に繋げる儚い演技と、それを全力で受けとめて伝える須山造くんの繊細な演技は素晴らしかったです。クライマックス、泣いちゃいました。

    ネタバレBOX

    原作ファンに舞台の面白さを伝えることも創る側の役目だったと思いますが、観劇層でない人が演劇に興味を持つことができたかなと考えると、それはかなり心残り。

    また、七味さん今村さんといった実力のある役者さん達の力で舞台が華やいだものの、演出の力が役者さんに及んでいないのがありありと分かってしまって、他の役者さんたちとのシーンのバランス感が良くなかったのも残念。

    友加ちゃんの魅力が無かったら多分泣けなかったと思うのですが、Wキャストの長谷さんにはfictionsの客演でかなりときめかせていただいたので、彼女が真逆の演出で演じているというバージョン、彼女の演技と須山くんの演技の違いを観てみたい、と思いつつももう行ける日が無く無念。

    0

    2013/01/14 15:26

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大