満足度★★★
泣いた、けど・・・。
劇団エリザベス初見、原作ゲーム知識ゼロ、で観ました。が、目の前で演じられているシーンがいつ・どこでのものかが把握できない状態が多く、また、地震による世界の終わりという設定なのに、臨場感と緊張感が全く感じられなかったのが残念。一昨年の大震災時に絶望と希望の日々を過ごした身としては、絵空事のように思える演出では受け入れることが難しいです(ゲームの舞台化だからだとは思いますが)。そんな中でも、安田友加ちゃんの絶望を希望に繋げる儚い演技と、それを全力で受けとめて伝える須山造くんの繊細な演技は素晴らしかったです。クライマックス、泣いちゃいました。