片腕 公演情報 台湾・日本 国際共同企画『川端康成三部作』「片腕」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    いいわよ
    面白い。

    ネタバレBOX

    読む男(菊沢将憲)が、どこか緊張気味で「片腕」を読み始める、男(カトウシンスケ)と娘(山縣美礼)の三人芝居。娘から右腕を借りた男が家に持ち帰って一緒に寝て、自分の腕と交換して…。

    55分の間、観客の興味を引き続ける舞台だった。話の不可思議な空気を舞台で再現したような。遊び心もふんだんにあって、クスッと二ヤッとできる。
    かと思えば、人間性を押し出したシーンもあって、生々しい感覚も味わえる。

    娘を演じた山縣の、奔放そうで色っぽっくて少女っぽくもある、腕や足の動きが目をひいた。山縣は立ち姿が抜群に美しい。あと、潤んだ瞳もいい。
    菊沢の女演技は笑った。眼ぇ剥いてベロ出して。娘の腕に魅せられた男の情を、熱演してた。

    0

    2012/12/27 23:50

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大