ブラックルーム 公演情報 メガバックスコレクション「ブラックルーム」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    熱演に☆一つ追加
    「五邪鬼編」を見ました。
    ここで皆さんの評判がよかったので急きょ予約して行きましたが、脚本はオーソドックスな展開、今までのバトルロワイヤル的作品との違いは感じられず、どんでん返しを最後まで期待していたらあまりに予定調和のラストにかえって驚かされた次第です。
    「七鬼神編」のほうが私は楽しめたのではないかと思います。
    残念ながら明日の千秋楽には行けませんが。

    しかしながら、見応えはありました。それは役者さんたちの極限状態の熱演のおかげ。あえてステレオタイプな役どころをきっちりと演じてくれていました。
    ものすごく肝心な場面で、「きゃん桶にきゃた足」を正しく言い直したり、「男を(じゃなくって)女を作ってたから!」とお父さん一瞬のホモ疑惑即否定したりの言い間違いはありましたが、そんなの関係ねぇ!と力づくで全てをふきとばすような熱演でした。
    今日はあいにくの雨でたいそう寒く、凍えながら劇場に着きましたが、見ているうちに熱くなりました。
    終わったらちょうど雨もあがってて、晴れ晴れと帰路につけました。

    ネタバレBOX

    きっとどうでもいいことなのでしょうが、Sonyや慶應の使い方が気になりました。
    「俺様はSonyのエリートなんだよ」とか、私の知ってる限りのSony社員は絶対言わないよなとか思い、「なんでそんなこと知ってるんだよ」「私は慶応大学なのよ」という会話が普通に成り立っているところに苦笑しました。
    「なんでそんなこと知ってるんだよ」「これでも○○を専攻したの」ならスッキリ聞けたんですが。
    仮に慶応が東大でも、そんな台詞を言うことでまりかが薄っぺらく見えたのは残念でした。

    あと、坂本の携帯電話がつながったのも、思わず心の中で「携帯つながんのかよ!」と突っ込んでしまいました(笑)
    その後「いやそんなわけないわよだってそれじゃGPS機能働いてるってことじゃないの つーか だったら今そんな話している場合じゃないってば」と脳内突っ込みが暴走し「じゃこれワナね罠 今だけヤツラが電波妨害解除して何か企んでるのよね」と暴走列車止まらないまま期待だけ膨らまし、アレーやっぱりそれ?!というラストにがく然としたのでした。

    そんなこんなでしたが、役者さんのがんばりに「いいものを見た」という気持ちになりました。
    ありがとうございます。

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    2012/12/22 22:58

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