地響き立てて嘘をつく 公演情報 ガレキの太鼓「地響き立てて嘘をつく」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    面白かった
    バカバカしいくらい明るく可笑しくて、笑っちゃう。なのに、さりげなく効くセリフが深くて、きちんと決めてくれる役者陣が魅力的でした。ちと切なくも、愚かささえも、愛おしい人間讃歌でした。

    ネタバレBOX

    主人公二人を演じる役者さんが、コロコロ変わることや、生着替えは『吐くほどに眠る』と同じ手法でも、作品のイメージは真逆で、底抜けの明るさ軽快さが、心地好かったです。
    舘そらみさんのやんちゃ心が光っていて、やっぱり凄腕!と思わずには、いられない。

    次々訪れる時代に呑み込まれるように、恋しい人も変わるさーちゃん。天真爛漫で憎めない!

    簡略化された衣装も、時代感も、なんだか不思議と雰囲気あり、とても良かった。

    嘘というより、儚い夢というか、錯覚?的な、その時代や状況、その世代ならではの瞬間が、面白かった。

    恋におちる瞬間の、錯覚?
    のような思い込みのような?
    だからか?
    百年の恋も醒めてしまう瞬間と現実に、右往左往しながらも、次に進むエネルギーに変わったりするのかしら?

    そんなことを思いながら、時代が変わっても、人が求めることに、大差がないことに気付かされる。それが、壮大!って、思っちゃいました

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    2012/11/21 02:33

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