期待度♪♪♪♪
危機もの
あらすじを読むと、やはりわくわくするものがある。アメリカ映画流の、矢鱈危機感を煽り、国民を戦争に駆り立ててゆく情報操作とは、無縁であろうが、この国の為政者の間抜けぶりには、国民の大多数が危機感を持っているであろう。そのようなことも含めて、ただ単に為政者の無能を嘲るのみならず、国政の、また文化の主体としての我ら自身が抱える危機意識に繋がる舞台であって欲しい。つまり、為政者が無能極まりない時、立つのは民衆である。その民意に訴える危機感を昇華した舞台であって欲しいと思うのだ。